名古屋市農業センター・ベゴニア


 名古屋市東部の丘陵に位置する名古屋市農業センターの園内には、牛や鶏などの畜産施設、野菜や花の栽培施設があり、特にベゴニア温室は東海地方随一の品種コレクションで知られています。原種100種以上を含む800種以上のベゴニアがあり、展示温室では常に500〜600鉢、栽培温室では1500〜2000鉢を展示、栽培しています。品種がわかるラベルつきで、特に香りのある品種はラベルにマーキングがしてあるなど、多彩なベゴニアをわかりやすく楽しむことができます。  1年を通じ、木立ち性ベゴニアと根茎性ベゴニアが中心ですが、12月から5月下旬にかけては球根ベゴニアと明るい色あいの冬咲きベゴニアもたくさん展示され、ひときわ豪華な雰囲気になります。「夏から秋にかけては、さまざまな品種の木立ち性ベゴニアの花や、葉の色や模様がきれいなレックス・ベゴニアが楽しめます。温室内は冷房がないので、日よけなどの工夫で夏を乗り切る参考になるのではないでしょうか。暑さによってレックス・ベゴニアの葉色が変化するなどの発見もあります。  センター内の売店では11月および2月下旬から3月下旬を除いてベゴニアの鉢花、苗を販売しています。木立ち性ベゴニアは家庭で育てやすい4月中旬から10月下旬、根茎性ベゴニアは冬から春の花期に販売するなど、時期によって手に入るベゴニアが異なるので、何回か足を運ぶと気に入ったものが見つかるかもしれませんね。


■木立性ベゴニア :節があり、直立性の茎を持つグループのベゴニアを木立性ベゴニアと言います。スッと伸びた茎とシャンデリアのように咲き誇る花が特徴のベゴニアです。
■根茎性ベゴニア :葉に美しい模様と色を持つ交雑種です。根茎性のベゴニア自体はオセアニアを除く世界の熱帯、亜熱帯に分布しています。その種類は数千と言われています。
■レックスベゴニア :レックスと呼ばれる所以は初期の交配にヒマラヤ原産のベゴニア・レックスB.rex と言う原種を使ったことに由来しているのですが、その血をひく子供をレックスと総称しているため、たびたび混乱をきたしています。
■球根ベゴニア :とても豪華な花を咲かせる球根ベゴニアはベゴニアガーデンの主役としても有名な品種です。球根ベゴニアはアンデス山脈原産の球根性ベゴニアを元に交配させて作り出された園芸品種の総称です。その名の通り球根を持つことから球根ベゴニアと呼ばれています。直立するスタンドタイプや下垂するハンギングタイプがあります。
■球根性ベゴニア :地中に球根を作るタイプのベゴニアで、豪華な大輪の花を咲かせる球根ベゴニアの元になった品種でもあります。冬季や乾季を球根の状態で休眠します。
■エラチオールベゴニア :鉢花としてほぼ一年中開花を楽しめます。エラチオールベゴニアは球根ベゴニアと球根性ベゴニアの「ソコトラーナ」との交配によって作り出された園芸品種の総称です。出始めの頃は非常に弱い品種でしたが、西ドイツのオットー・リーガー氏によって病気や暑さに強い品種が作り出されてから盛んに栽培されるようになりました。そのため、リーガース・ベゴニアとも呼ばれています。
■センパフローレンス :ベゴニアの中で最も広く楽しまれている種類で、ブラジル原産の野生種のセンパフローレンスsemperflorensをもとにして、色々の交配によっって作り出された園芸品種の総称です。 一般にこのグループにはいるベゴニアは柔らかい草質茎を持った小型の木立性で、よく分枝し、木立性叢生型にはいります。四季を通してよく開花するので、四季咲きベゴニアともよばれ、丈夫であるため夏花壇の材料としても有名です。 葉は緑葉、銅葉、斑入りのものがあり、花は白、桃、桃紅色で一重、八重があります。
■冬咲きベゴニア :球根ベゴニアと同様に、球根性ベゴニアを交配して作られた種類で、球根性ベゴニアのソコトラーナとドレーゲイの交配で作られた人工交配種です。この種をもとに品種改良が進められて、多くの品種が作出されています。クリスマス時期に園芸店に出回る事から、「クリスマス・ベゴニア」とも呼ばれています。
問い合わせ:名古屋市農業センター TEL:052-801-5221
住 所:468-0021 名古屋市天白区天白町平針黒石2872-3
 名古屋市農業センターのtwitterです。
https://twitter.com/noucenter


  Facebookで球根ベゴニアが見ごろとのことで早速出かけましたが、年末にも行ったのですがこのときは球根ベゴニアが咲いてなく今年は遅れているかなと思っていたら、最近は予算の節減で温室の暖房もこの温室だけで他の温室は暖房が入ってないとのことで、したが、今の時期はすべてのベゴニアが花が咲いて最高の時期ですね。そういえば以前は温室に入るとメガネやカメラのレンズがくもって中々曇りがとれなかったのですが年末の時も今日もすぐに曇りが取れたので理由がわかりました。ここのベゴニアの種類は東洋一と言われるぐらいで、全部処分ということでした、球根ベゴニアは菜ばなの里などでは見られますが他の種類は殆どななく、ここは無料でしかも市内で見られるこれだけそろっている温室はないですね。植物園などでもここのベゴニアを引き取ってくれないかと相談したが植物園も温室の修理で引き取ることができないとか、農業センターはここで色々なベゴニアを育てて他の施設(植物園やランの館)等に安く提供しているとかでベゴニアの育成にノウハウもしっかりしたものでベゴニアがなくなるとともにこう言った今までのノウハウなども引き継がれなくなり、また市内の公園なども殆どが予算を削られ花がないか雑草が生い茂った公園が多いですね!!それに比べると愛知県の公園は手入れも行き届き奇麗ですね。  今年はソロソロ枝垂れ梅の時期ですが今年は遅れ気味で3月の上旬になりそうですね、また菜の花も咲いていますが背が低くて今年は寒いせいで成長があまり良くないといってましたね。 また土・日・祝日は野菜や焼き芋・卵なども売られて賑わいいます。


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